ADIZERO SL2

adidas | 重量 232g / オフセット 26/36 / ミッドソール Lightstrike 2.0 + Lightstrike Pro

価格:14,300

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ホストレビュー

adidas Adizero SL2 レビュー|テンポ域が光る“フルLSP”の素直さ

adidas Adizero SL2 レビュー|テンポ域が光る“フルLSP”の素直さ

💴 ¥14,300 / $130 ⚖️ 約245g(US9)

「Mペースがもう一段ハマらない」「プレートの“押し”は強すぎる」——そんな人にSL2.フルレングスのLightstrike Proと軽さで,ピッチを刻むほど静かに前へ進む.テンポ〜LTで“時計が進む”再現性が高い.

概要とスペック

実測約245g(US9).スタックはヒール34.9mm/フォア26.7mm,実測ドロップ8.2mm.ミッドソールはLightstrike Pro(フルレングス)+Lightstrike 2.0,プレート非搭載.穏やかなロッカーで転がしやすい.価格は$130/国内¥14,300.アウトソール配合は地域差の可能性があり不確か(コンチではない見立て).

⚖️ 重量:約245g(US9)
📏 ドロップ:実測8.2mm
📐 スタック:34.9/26.7mm
🧪 ミッドソール:LSP+LS2.0
🪭 プレート:非搭載
💴 価格:¥14,300($130)

※ 実測はサイズ・個体で前後.アウトソール仕様は“不確か”扱い.

設計思想 × バイオメカ

この靴の物語は「過度に手を出さず、走りを邪魔しない」こと。緩やかなロッカー(ゆりかごのように前へ転がす形状)が踵→中足→前足の荷重移動を滞らせず、最後にLSPの“ふくらみ”がそっと背中を押します。プレートがないぶん長手剛性(曲がりにくさ)は中庸で、前足部の曲げモーメント(曲がる力)を足自ら使って稼ぐタイプ。だから「跳ね飛ばされる」というより、リズムが合ったときに“弓を引いて離す”ような、静かな加速が起きます。厚みは衝撃の立ち上がり(ローディングレート)を和らげやすい一方、ランニングエコノミー改善は個体差が大きい——ここは教科書どおりで、体重・接地角・路面との相性が成否を分けます。結論として、ピッチ(歩数)で刻む走りを後押しし、ストライドを無理に伸ばさないフォームとの親和性が高い設計です。

実走インプレ

キロ6のジョグでは接地の入りが丸く、前足部で静かに沈んでからスッと戻るため脚あたりが均一です。体感の上下動は小さく、翌日にふくらはぎの張りが残りにくい印象でした。キロ4:15前後のMペースに上げると、LSPの“反発の立ち上がり”とピッチが噛み合い、腕振りと足の回転が同期して巡航が安定します。ここがSL2の得意レンジで、同価格帯の「ちょい軽」デイリーよりも“時計が進む”感じが濃いです。対してキロ3:40付近の短いレップでは、前足部の沈みがやや深く、プレート機ほどの“キレ”は出ませんが、テンポ〜LTでは息が合う相棒と感じました。 路面では、乾いたアスファルトは安心域、トラックはコーナーで中足のホールドが弱めに出るため、ランナーズノットで踵をロックすると安定します。雨天の濡れた舗装も実用的ですが、白線や磨かれた石は減速推奨。サイズは踵〜土踏まずが細めのラストで、数字上はトー周りに余裕がある一方、体感は“ぴったり寄り”という声もあります。ワイド展開が保険になるので、甲高・幅広は試着前提を強く推します。15kmを超えるロングでは、ヒールストライクが強まると後半に“底付き感”を訴える例があり、ミッドフット維持を意識すると良さが続くと感じました。

ここが好き!× ここは惜しい!

👍 ここが好き!

価格対性能の良さ.“弾むけど出しゃばらない”LSP×軽さでテンポ域がラクに速い.直進の素直さで長めのE〜Mも気持ちが切れにくい.

⚠️ ここは惜しい!

短レップや鋭角ターンの“キレ”は控えめ.フィットは地域SKUやアッパー伸びの影響もあり読み解きが難しく“不確か”.試着と踵ロック推奨.

10項目評価

クッション性4.0/5

初期減衰が丸くテンポまで均質.

安定性3.5/5

直進◎,コーナーは一工夫.

軽さ4.5/5

245g級で回転が上がる.

コスパ4.7/5

$130でフルLSPは希少.

履き心地3.8/5

踵は良好,甲高・幅広は要調整.

デザイン4.0/5

精悍なアディゼロ顔.

通気性3.9/5

汗含みでも性格変化小.

スピード性能4.2/5

LT〜Mで“時計が進む”.

グリップ3.8/5

濡れ白線は減速が無難.

耐久性3.3/5

反発の鮮度は300〜500kmで緩やかに低下(個体差).

ライバルシューズと比較

PUMA Velocity Nitro 3

安定寄りで足幅に寛容.コーナー多めやヒール着地強めなら安心.テンポの軽快さはSL2が上.

HOKA Mach 6

ロッカー強めで“運ばれる”感覚が明確.ストライドで乗せたいならMach,ピッチで刻みたいならSL2.

※ コース特性と走法で選ぶと満足度が上がる.

使いこなしTips&寿命

ミッドフット寄りの「短く置いて早く離す」意識が相性抜群.紐はランナーズノットで踵固定→コーナー安定.路面はドライ舗装が主戦場,濡れ路は一拍減速を.劣化サインは前足部外側の摩耗と“押し返しの鈍り”.寿命目安は300〜500km(体重・路面・気温で変動)と“やや不確か”に見る.

⏱️ 得意領域:テンポ〜LT〜M(目安キロ3:50〜4:50)
👟 推奨ローテ:SL2 × スピード系(短レップ用)× 安定系(雨用)
📈 寿命目安:300〜500km(使用条件で上下)

まとめ

プレートに頼らず,軽さ×フルLSPでテンポ域を素直に押す一足.Mペースが武器で,短レップの“キレ”は控えめ.購入前はフィット確認(踵ロック)と,濡れ路での減速許容をチェックしておくと失敗しない.

要約(約100字):テンポ〜Mで“時計が進む”伝統派トレーナー.価格良し・直進良し.コーナーと短レップは一工夫で化けるので,ローテで補完して使い倒そう.

#反発 #マラソン #AdizeroSL2

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ホスト評価(レーダー)

みんなの平均評価

ホストによる評価

項目 スコア コメント
クッション性 3.5 コメントなし
安定性 3.5 コメントなし
軽さ 4.0 コメントなし
コスパ 4.5 コメントなし
履き心地 4.0 コメントなし
デザイン 3.5 コメントなし
通気性 4.5 コメントなし
スピード性能 3.5 コメントなし
グリップ 4.5 コメントなし
耐久性 4.5 コメントなし

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安定性
軽さ
コスパ
履き心地
デザイン
通気性
スピード性能
グリップ
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